SATORU GOMI

モラトリアムを抜けて

高校を卒業時、大学で特にやりたいことも見つからなかったので、自分に合った仕事を探そうと思い、進学はしませんでした。それから4年ほどいろんな仕事に就きました。「次はどんな仕事をしよう」と求人を探していた時、スマホ修理の正規サービスプロバイダの求人を見つけ、ガジェット好きだったことから応募をしたのが、この業界に足を踏み入れたきっかけです。

この仕事は調べれば調べるほど情報や知識がアップデートされていきます。これまでの接客の仕事と違い、自分にスキルが身につくことが実感でき、それが楽しくて気がつけば契約社員から正社員登用を受け、店長として勤務していました。その後、結婚などライフステージの変化があり、家族を持つことをきっかけにキャリアに興味を持つようになりました。当時勤務していた会社にはキャリアアップの制度がなく、転職をしながらいくつかのスマホ修理店で勤務し腕を磨きました。iCracked Japanを受けたきっかけはGoogle pixelの国内唯一の正規サービスプロバイダという点と勤務環境が整ってる点に惹かれたことです。ここでしか学べないことがあり、安心して業務に専念できると感じて応募をしました。
この話をしていても、私の根底には「好きなものを極めたい。関心が持て、惹かれる仕事をしていたい」というポリシーがあるんだと実感します。

スマホ修理業界の複数社で働いて分かったこと

正規店と非正規店の両方に勤務してみて感じたことは、自分が自信を持って進められないサービスを提供し続けることはできないと言うことです。これまで働いた会社には一人で朝から晩まで店舗を運営し続ける会社や、マニュアルがなく修理担当によって修理の仕方がバラバラだったりする会社がありました。一言に「スマホ修理」と言ってもサービス品質の差が驚くほど大きい状態です。いち修理人として、今後この業界がどのように再編されているのかが目下の私の関心事ですね。

キャリアを積み上げていくこと

iCracked Japanにはアルバイトとして入社し、1年後に契約社員登用に応募し合格しました。iCracked Japanには「修理人を育てる」「本部トレーナー」というポジションがあり、これは全国どこのiCracked Sotreに行ってもお客様が上質なサービスを受けられるように、日々サポート・トレーニングする仕事です。今はその手前の経験として店長職につき、自分のチームを運営していますが、来月からはいよいよトレーナーとしての仕事が始まります。これまでスタッフ、店長、トレーナーと短期間で様々な経験を積むことができ、日々新しい学びがあると感じています。もちろん成功体験ばかりではないので、上司や周りに相談しながら力をつけていきたいと思っています。