私は大学進学と同時に日本に来日しました。小さな頃から様々なことに興味や憧れをもつ性格で、母国を離れてもっと外の世界を見てみたいと思い日本への留学を決めました。その後、新卒で貿易会社の事務職として就職し、私のキャリアはスタートしました。
母国と日本を繋ぐ仕事に興味があり選んだ職場でしたが、職場の人間関係に違和感が拭えず退職を決意しました。私にとって仕事内容や働く意義は大切ですが、一緒に働く人や環境が自分にフィットすることが重要だと痛感した経験でした。
もっと人と直接関わる仕事がしたいと思い、携帯販売の仕事に転職しました。
日本でも販売競争が激化している時期でしたので、日々情報がアップデートされ、覚えることが多く、初めはとても苦戦しました。しかし、徐々にお客様の疑問や相談にスムーズに答えられるようになり、努力した分だけ成果も出せ、非常に充実した日々でしたし、今の私の原点になった経験です。
4年ほど経った時、関係会社にiCracked があることを知りました。
携帯販売でも結果を出せていましたし、違う仕事に興味を持ち始めていた時期でした。スマホをお客様の目の前で直すサービススタイルにすごく興味が持て、携帯販売で培った知識も活かせる。自分にとって最高のキャリアップになると思いました。それに、まだスマホリペアの仕事が浸透していない日本で、自分にそれができたらかっこいいなと思いました。
その後、社内の公募制度を使って自らiCrackedへの異動願いを出し、異動が叶った時は本当に嬉しかったです。
iCracked では店頭スタッフ、店長、エリア責任者、研修講師などこれまで様々な経験をしてきました。
私にとってiCrackedはとても居心地が良く、仲間に恵まれた環境です。それは、産育休中にも強く感じていたことです。
私は1度産育休をとっており、今は2度目の産育休中ですが、来月に復職予定です。復職に際しての不安はありません。また同じ仲間と働けることがとても楽しみです。
休職中は育児の忙しさで自分の時間がなかなか取れず、忙殺されていましたが、復職日が決まり、休んでいた期間の情報をアップデートするために、最近はスマホに関する情報やニュースをまめにチェックするようにしています。
周囲のママ友から、「復職したら会社の雰囲気が変わっていた」「育児をしながらだと働きにくい」「辞めたい」と良く職場の話を聞きますが、それが一般的な会社の状況なのだと思います。そういった話を聞けば聞くほど、私は恵まれた環境にいるんだと感じますし、この環境を守り、会社に貢献したいという思いが一層強くなります。
今、子供の慣らし保育が始まりましたが、復職前の束の間の休暇を楽しんでいます。
出産してから慣らし保育が始まるまで、子供とひと時も離れず育児をしてきました。私としては早く復職したいと思い、慣らし保育を2週間程度したら復職しようと思っていましたが、人事の方から「会社から見たらあなたは休暇をとっていたけど、何もしていなかたわけではない。出産してから今まであなたは自分のために休んでいたことはなかったはず、だから復職を遅らせてあなたのための休暇を取ったら?」と言われ、復職を2週間程度遅らせることにしました。今は久しぶりの自分の時間を楽しみつつ、英気を養っています。こういった配慮ができるところも私がiCrackedが好きな理由の一つですね。
私がリペアの仕事を始めた時、Tech系の仕事をする女性はまだまだ少なく、他のスマホ修理店の店頭を見ても女性スタッフを見ることはありませんでした。でもiCracked Japanのストアスタッフは35%程度が女性で、フリーターの方、主婦の方など年齢層も様々です。結局は性別ではないということだと思いますが、機械系の職場の多くは男性比率が高く、男性と女性の仕事内容が異なったり、給与が違うという話も聞きます。ただ単に、女性にこういった職に就くチャンスが少なかっただけだと思いますが、iCracked のサービススタイルは接客の要素をとても大切にしていますし、男性でも女性でも評価は平等に受けられます。私としてはiCracked Japanは女性が活躍しやすい職場であると思っていますし、それを牽引できるようにこれからも頑張っていきたいと思います