YUYA MURAOKA

予想しなかったキャリアアップ

私はiCrackedにアルバイトとして入社しました。
当時はフリーターだったので、安定的にシフトに入れて、時給が良いバイトを探していました。特にやりたいこともなく、WEB求人を見て今までやった事がないジャンルの仕事だなと思って応募したのがきっかけです。

接客の仕事はこれまでも経験していたので、特に心配していませんでしたが、始めに受けたリペア研修で「覚えることが多いな」と思いました。研修後も店舗で練習をして、初めてお客様のスマホ修理をした時は、本当に緊張しましたし、一つ一つの作業を進めるたびに汗が出ましたね。
徐々にスマホやリペアに関連する情報に興味が持てるようになり、自分がリペアの仕事に意外と向いているんだなと感じていました。今では正にガジェット好きです。

キャリアのスタート

後輩が増えて、教えることが増えてきた頃、会社から正社員登用の話をもらったときは、正直素直に喜べませんでした。学校を卒業してからずっとフリーターだったので、正社員になることがとても重いことのように感じてなんとも言えない気分だったからです。でも、将来のことを考えると、やったことがない仕事で正社員を目指すより、自分が身につけてきた技術や知識を活かせた方が安心だなと思い直し、思い切って正社員にチャレンジすることにしました。

それから、店長、エリア責任者、海外転勤〜帰国、ロジスティクス部門の立ち上げ、企画職など、iCrackedの中で様々なキャリアを積む機会に恵まれました。もちろん楽しい経験ばかりではなかったですが、iCrackedで正社員の道を選んでいなかったら、今も私はフリーターをしていたかもしれません。想像するとちょっと怖いですね。
私の場合、自分の培った技術をベースにして正社員にチャレンジしたことがスムーズに正社員キャリアをスタートさせることができた要因だと思います。

海外勤務

正社員になってから1年程経った頃、カンボジアで勤務する機会がありました。当時はパスポートも持っていなくて、海外にも行ったことがなかったですが、会社のサポートもあり不安なく赴任しました。カンボジアでの生活は仕事も私生活も刺激的で、いろんな場所に足を運びました。最終的に帰国したくなくて上司に延長を申し入れたくらいです。この経験が私にとって大きな転機になりました。

帰国後の変化

赴任前はいちスタッフとして、管轄のエリア目の前で起こることに取り掛かる毎日でしたが、中長期的に問題に取り組むことや、ルールに従うだけでなく、ルール自体を見直すようになりました。次第に店舗の成績やスタッフの状態にも気を配ることができるようになり、会社での自分の仕事にやりがいを感じるようになりました。

企画職としての現在

現在iCrackedでは、Google Pixleの正規サービスプロバイダというライセンスを持っていますが、順次SHARPやMotorolaなど取扱メーカーを増やしています。
私は企画部の主任としてCEOと一緒に取扱メーカーの開拓をするための商談や新規取扱機種の修理マニュアルの作成、修理クオリティを更に上げるために様々な修理方法の検証など、幅広い業務を担当しています。

私は店頭のスタッフとして入社した時には考えられないようなキャリアステップを踏んできました。まだまだ成長期にあるiCrackedでもっと色々な経験が積めるよう、興味あることに積極的に取り組んでいきたいと思います。