大阪の大学を卒業後、新卒で通信業界に就職しました。3年ほど勤務し複数の店舗をマネジメントするSWになった頃、「この仕事はもういいかな」と感じていました。そんな時、iCrackedの存在を知り、当時の社内公募制度を通して異動をすることにしました。大阪でiCracked Storeの立ち上げを担当し、店長として2年勤務しました。その後、本部のある東京への転勤となり新人スタッフ育成の研修と新店舗オープンフォロー/代理店サポートを担当してきました。当時は40店舗程度の規模でしたが、全国の店舗サポートを担当していたので出張も多かったですね。
大阪事務所の立ち上げ
結婚の予定があり、退職をして地元の大阪に帰ろうという気持ちを持ち始めた時、上司へ相談すると、「店舗も全国に広がってきたし、大阪事務所を立ち上げる構想がある」と聞き、iCrackedの仕事が続けられるならと自ら手を挙げました。それから転居、結婚、事務所の立ち上げと、目まぐるしい期間でしたが、自分の転機と仕事のチャンスが両方一致した本当に稀な経験だったと思います。
店舗スタッフのマネジメントは長くやってきたので、ある程度の自信がありましたが、今は本部社員をまとめる立場で、苦戦しています。PDCAを自ら回し続けられる人材を育てたいと思ってますが、誰にどんな伝え方をしたら良いのか、どんな指示をすると効果的か、まだまだ掴みきれていないと感じています。しかし、これまでの経験から部下に求めるだけではなく自分自身が成長していくことも忘れずにいようと意識しています。
大阪立ち上げ当初から一緒に勤務している部下がいます。出会った当時はどちらかというと自分に自信がないタイプに見え、思い切り力を発揮できているとは感じられませんでした。しかし、最近では徐々に私に何を聞かれるのかを事前に考えるようになり、発言に厚みも出てきました。私には彼のような粘り強さや誠実さがありませんが、彼の姿勢を見て見習いたいなと思いますし、純粋に憧れます。会社では部下と上司という関係ですが、会社の外では良き友人です。
人の上に立つからと言って全てにおいて私が秀でているわけではないし、全て一人でできるわけでもない。そのことを今のチームを通して強く感じます。これからも部下から学ぶ姿勢を忘れないようにしたいですね。